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35ミリフィルムの種類②

35mmフィルムでも、一般的ではない仕様のものもある。それのフィルムは、使用する用途や現像方法が異なり、簡単に入手できないものであったりする。まず、リバーサルフィルムでも、モノクロのリバーサルフィルム。つまり色のないスライドを作ることが出来るフィルム。階調も美しく、モノクロの画像をデジタルスキャナーで読み取る場合に非常に便利だった。医療用のリバーサルフィルムというのもあり、血管の赤を認識しやすいように設計されていて、主に眼底検査撮影で使用されていた。モノクロネガフィルムでも変わったものがありました。赤外線に感光する性質のモノクロフィルムで、撮影時には赤フィルターを使用しないと特色を活かせない。新緑を明るく、遠景をシャープに撮りたい時や、人物を写すと透き通ったような肌に仕上がる。また、現像で大きく特性が変わるものもあった。例えば、文書などをマイクロフィルムにするためのフィルムがそれである。

あっという間にスライドの出来るフィルム

インスタントフィルムでありながら、35mmフィルムというもの。撮影後に、専用の現像機にフィルムを入れることにより、数分でスライド(リバーサル)が仕上がる優れもの。現像液等が入った現像パックとフィルムを専用の現像機に入れて、レバー操作で現像を行う。処理時間は3~6分程度。処理後のフィルムは、乾燥済みなので、すぐにマウントしてスライドとして使用できた。撮影講習会などでは大変重宝された。

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