思い出に残る写真。そんな写真を一枚撮ってみませんか。

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光と色について②

色を再現する「光の三原色」は、人間が色を感じる時に基本としている色の事を言います。つまり、眼には「赤」「緑」「青」の光を感じる視細胞があり、その光の度合いで色を判別しているのです。この3色で写真ができていることをまず理解しましょう。次にこの3色に対になる「補色」を上げます。補色とは同じ濃さで混ぜると無彩色(白、黒、グレーなど)になる色どうしになります。色は「シアン」「マゼンタ」「イエロー」で先程の「赤」「緑」「青」と対になります。この色の関係を理解すれば、補正に役立ちます。例えば、蛍光灯の下で撮影する場合、緑色被りがでますが、レンズに補色のマゼンタのフィルターをかけると補正ができます。あとは、どのくらいの濃さのフィルターを掛けるかは、撮影しながら、他の色と組み合わせを確認して微調整をします。また、別な色のフィルターを掛けることで別な味わいを出すことも可能です。

色が表現するとは…

カラーフィルムは、被写体の色を忠実に再現するために造られましたが、現代の技術によりカラープリントの色は、もはや自由自在と言ってもいい。だとしたら、もっと楽しんだほうがいいのでは?というこにたどり着く。黄色いフィルターを掛けたレンズでセピア調に撮影したり、ストロボの光に色を載せたり。写真のもつイメージやメッセージを表現する手段として、フィルターを調整したり、プリント発注指示してみましょう。

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