思い出に残る写真。そんな写真を一枚撮ってみませんか。

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ストロボとは②

上手な写真撮影を行うために、あなた自身がストロボを使いこなして、影のない被写体を撮ったり、あえて影を付けた被写体を撮ってみませんか? ストロボは発光時間が短く、どれくらい影を作るか、反射するか解りにくいのですが、まず一番基本なのは、レンズの上方にストロボがある場合、被写体までの距離が1メートル前後だと、あまり影のない普通の写真が撮れます。工夫はここから。正面を向いて座っている人物の左にストロボをセットして撮影した場合、日本人の感覚では、まず影が印象になって、その後、被写体の人物に目がいきます。では、正面を向いて座っている人物の右にストロボをセットして撮影した場合、日本人の感覚では、まず人物が印象になって、その後、人物が影を背負っているような印象を受けます。このように、意識的にストロボを使うこともカメラ上達の一歩です。

「バウンス撮影」って知ってますか?

「バウンス撮影」とは、ストロボの光を壁や反射材に反射させて撮影することです。被写体の影があまり出ず、柔らかい印象の、綺麗な写真が撮れます。注意点は、ストロボの光を反射させるため、光量が落ちます。壁や反射材の色も被写体に影響します。なるべく被写体に近づいて、レンズの絞りを開き気味にして撮影するのが成功への近道になります。

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