思い出に残る写真。そんな写真を一枚撮ってみませんか。

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絞りを学ぶ①

一眼レフの絞りは、5~10数枚程度の黒い羽根を動かすことで人の目と同じように口径が変化するように作られています。絞りは、背景などのボケ具合を左右する大きな要素です。きれいなボケの背景を撮るには、絞りが真円に近い開口部で、羽根が奇数枚のものと言われています。一眼レフのレンズの場合、ファインダーを覗いている間の絞りは常に開いたままで、明るい状態で被写体を観察できる。さらに、ピントの合わせも楽です。シャッターボタンを押すと、設定されている絞り値で絞り羽根が動き、同時にミラーが跳ね上がり、シャッターが切れます。一瞬の出来事ですが、色々な事がカメラ内で起きています。撮影後に、仕上がった写真とファインダーの像と違うことがありますが、原因のひとつにこうした絞りの作動の仕方があります。ファインダーでは開放絞りで、実際は絞りを絞っているので、こうした差が生まれることになります。

明るいレンズとは?

明るいレンズとは、開放F値が小さいレンズの事を言います。明るいレンズは、暗い場所での撮影に大変有効で、背景を大きくボカした写真を撮るにも適しています。が、しかし、開放F値を小さいレンズは、口径の大きなレンズを使用しなければならないうえに、収差補正などの設計が困難ため、大きく重いレンズになってしまいます。そして価格も高価なものになってしまいます。

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