思い出に残る写真。そんな写真を一枚撮ってみませんか。

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絞りを学ぶ③

夜景や水辺のような背景に点光源がある状態で、開放絞り撮影すると、ほぼ円形の綺麗なボケた点光源の輝く背景になる。これを様々な形で演出することができる。レンズ前に黒い紙を様々な形に切り抜いたものを付ける。これが絞りになる。出来るだけ大きなボケを得られるように望遠レンズを使用し、絞り値を最大開放にする。例えば、猫の目のような形のものを斜めにセットすると、夜の雨が光っているような演出ができ、星型に切り抜いたものを使用すれば点光源が星型になる。こうした手作りの絞りの穴は出来るだけ小さくすることが形のいいボケを作るのだが、あまり小さいと暗くなってしまうので、適当な明るさになるように工夫しよう。また、実際の絞り値もかなり大きな値になるので、ブレなどに注意しよう。このときの露出はカメラの露出計の指示で撮影して問題ないです。色々な形で試しましょう。

絞り優先モードを使いこなそう

オートフォーカスカメラの機能で一番使いこなしたい機能の「絞り優先モードは、名の通り撮影者の設定した絞り値にシャッタスピードと露出を自動に設定してくれる機能だ。絞りを優先することで被写界深度をよく考えた露出をしてくれるので、ポートレート撮影などで背景をぼかしたい場合は、開放側に絞りを固定すれば、適正露出とシャッタスピードになります。フルオートから一歩踏み出す時は、絞り優先モードから入るといいでしょう。

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