思い出に残る写真。そんな写真を一枚撮ってみませんか。

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シャッタースピードとは①

シャッタースピードを長くすれば長くするほど、フィルムに露光される時間が長くなる。単純に考えると、光量が増えて明るい写真が撮れるのだ。シャッタースピードの数値の単位は秒でなので、オートフォーカスカメラで「250」と表示されれば「1/250」秒と直感的にわかるだろう。これは1秒を始点に、時間を半分にしていった数値だ。しかし、実際カメラのスピードの数値を見ると「1/15」とか「1/30」と実際の半分ではないものが表示されている。これはキリの良い分かりやすい数値をとっているだけで、実際は正しいスピードで開閉している。シャッタースピードを遅くすると明るく写すことはできるが、被写体がぶれてしまう。被写体が動いていればなおさらだ。この場合は、被写体を固定するか、カメラを固定する必要がある。特に、望遠レンズを用いる場合は、一脚や三脚を使用するなどの工夫が必要だ。

スリットカメラで撮影しよう

作成したスリットカメラで撮影してみましょう。被写体にカメラを向けて、シャッターを開放して、巻き戻しロックを解除して、巻き戻しレバーを回します。フィルム巻き戻しレバーを1回転させると、大体フィルム1コマ分巻き戻されます。スリットの幅が約1mmだとして、フィルム巻き戻しレバーを1秒で1回転させるとして、その場合がだいたい1/30秒のシャッタスピードになります。これを基準に絞り値と回転速度と露出を決めます。

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