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カメラオブスキュラについて

16世紀に流行したカメラの原型「カメラオブスキュラ(暗箱)」を、虫眼鏡と箱で簡単に作ることができます。原理は余分な光をカットして、虫眼鏡のレンズだけに光を通して壁に投写するだけです。材料は、厚手の黒紙とトレーシングペーパー、接着剤やテープです。そうそう虫眼鏡も忘れずに。作る手順としては、まず虫眼鏡の焦点距離をできるだけ正確に測定します。カメラオブスキュラ(暗箱)は、深さを同じにした箱を二重にして伸縮出来るようにします。そして、もっとも縮めた時に前面の虫眼鏡と後面のトレーシングペーパーの距離がちょうど焦点距離と同じになるように作ります。でも、あまりキッチリしなくても大丈夫です。映像はトレーシングペーパーに写りますが、あまり明るくないので、黒紙でフードを作って付ける見やすくなります。ピントを合わせるには、前面の箱を動かして、虫眼鏡とトレーシングペーパーの距離を調整します。

レンズの語源

ラテン語の「カメラオブスキュラ(暗い部屋)」がカメラの語源なら、レンズは何でしょう?答えは豆の種類の「レンズ豆(英語:Lentil 和名:ヒラマメ)」です。水煮の缶詰でごく一般に売られています。虫眼鏡のような両凸レンズの形がこの豆に似ていることから、付けられました。味は、特別美味しいわけでは無く、大豆のような味がします。欧米では煮込み料理などでよく使われています。

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