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焦点距離を知る①

一般に35mmフィルムカメラのレンズは、焦点距離によって大きく4つに分けられます。人の目で見た状態に近い「標準レンズ(50mm前後のもの)」、焦点距離が標準レンズよりも長い「望遠レンズ」、焦点距離が標準レンズよりも短い「広角レンズ」、焦点距離を連続的に変化でき、変化しても焦点が移動しない「ズームレンズ」は焦点距離を変える事ができるレンズの代表です。焦点距離が長くなればなるほど被写体を大きく写すことができます。別な言い方をすると、焦点距離が長くなればなるほど、写せる範囲が狭くなるということです。狭い部屋などを写す時に広角レンズを使えば、広い範囲を写すことができるので、遠近感が強調されて広い部屋に見えるのです。もちろん元々広い部屋を写したら、より広い部屋に感じるように写しだされます。また、部屋にもよりますが、窓や鏡、照明を画面に入れると、更に広く見せることができます。

ズームレンズと明るい単焦点レンズを併用する

ズームレンズは幅広い焦点距離を少ないレンズ本数で、色々な画角を写せるのが便利です。最近のものですと、1本で28mm~300mmまでをカバーすることが出来るものもありますが、開放F値が暗くなってしまいます。開放F値の明るい高性能ズームレンズもありますが、重くて大きくて高価です。単焦点は、コンパクトで開放F値が明るい反面、広い焦点距離を補うには本数が必要です。そこで、2~3本のズームレンズと明るい単焦点を併用するといいでしょう。

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