思い出に残る写真。そんな写真を一枚撮ってみませんか。

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長時間露出とは

夜景や暗い場所を撮影する場合は、シャッタースピードを遅くすると撮影が可能ではあるが、ある程度暗い場所では、露出計が機能しないことがある。このような場合は、極端な露出を設定し、それを変化させてテスト撮影を行い、データを得ましょう。その場合は、ブレが生じますので三脚とレイリーズ、リモコンは必ず用意しましょう。また、カラーフィルムの場合、フィルムの特性からくる「相反則不規」という問題が発生します。これは、カラーバランスがくずれ、通常の色再現ができない現象です。このようケースが出た場合で長時間露光をするには、露光の補正をオーバー側へ大きくしたほうがいいでしょう。また、厳密な色の再現を求めるなら「色フィルター」による補正を行うことである程度の改善が見込まれます。露出や色フィルターによる補正値はフィルムのデーターシートで確認する事ができる。

長時間露光の応用

出来るだけ暗い場所で、シャッターを長い間開けている状態で、懐中電灯を振ると絵筆で描いたような表現ができます。懐中電灯の先端に色セロハンを付けたり、黒い紙を切り抜いたフードを付けると様々な変化が楽しめます。露出を決めるのが難しいですが、懐中電灯ならF5.6で1~2分を初期設定にするといいでしょう。懐中電灯で文字を描く場合は、発光部にトレーシングペーパーなどを貼り付けて拡散させるとキレイに書けます。

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