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35ミリフィルムのつくりを知る

35mmフィルムの起源は、1889年にエジソンが70mmロールフィルムを切って、両端にパーフォレーションというフィルムを送る穴を開けて映画撮影に使用したのが初めで、スチール撮影で使われたのは、1913年に映画撮影の露光テストのために使ったのが初めてであった。1925年に35mm判精密カメラの代名詞「ライカ」の登場により飛躍的に普及し、フィルムカメラの定番になった。フィルムの構造は、筒状のカートリッジには、テレンプという遮光用の黒布が貼ってあるフィルムの出口があり、上下に蓋がされていて、開けるとスプールと呼ばれる軸にフィルムが巻き取られている。フィルムはリーダー部というカメラのフィルム巻取部分に掛ける箇所があり、使用前はテレンプから飛び出ています。フィルムは、内側に感光乳剤が塗ってあり、フィルムのこの部分がカメラにを装着した時に、レンズ側になり、レンズからの光を受けて写真になる。

フィルムが写真になるまで

フィルムに光があたっただけではフィルムは写真になりません。写真になるためのプロセスとして、1.露光:レンズを通して出来た光の像がフィルムにあたる。2.潜像:光のあたった部分だけの乳剤が変化を起こす。3.現像:暗室で取り出したフィルムを現像液に漬けて、潜像を浮かび上がらせる。4.定着:フィルムに残っている余分な乳剤や現像液を取り去り、画像をより安定したものにする。あとは印画紙に焼き付ければ写真になる。

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