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フィルターとは

フィルターとは、レンズの前に装着して、様々な表現効果を得るものを指します。形は、四角形の薄い膜(ゼラチンやアセテート製)、四角形の薄いシート状(樹脂製)のもの(どちらも専用のフィルターホルダーが別途必用です。)と丸形のガラス製のもの(リングを使ってレンズに装着します)があります。おおまかにいうと、値段は、薄膜<樹脂<ガラスの順で高くなり、性能や耐久性も、薄膜<樹脂<ガラスの順で高くなります。フィルターを特徴別に分けると、偏光を吸収する「偏光フィルター」光量を下げる「NDフィルター」特定の光を吸収する「色温度調整フィルター」「色調整フィルター」「UVフィルター」「白黒用フィルター」光条をつける「クロスフィルター」霧の効果を得るための「フォグフィルター」ピントをソフトにする「ソフトフィルター」光を屈折させる「多重効果フィルター」「特殊効果フィルター」などがあります。

ごまかすだけがフィルターではありません。

フィルターは、レンズに入ってくる光を調整するものです。「白をより白く」「空をより空らしく」「モデルさんをより際立たせて」というふうに、効果的にフィルターを使っていきたいものです。ただ、勘違いしてはいけないのが、悪い被写体を良く見せるとか、構図を上手く決められないのに、レンズ交換やフィルター使用に走ってしまうのは間違いです。

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