思い出に残る写真。そんな写真を一枚撮ってみませんか。

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シャッターとは

シャッターは、光の当たる時間を調整するフタのようなもの。大昔のカメラでは、レンズの前にフタを付けて、撮影する瞬間に外し、時間を数えて一定時間過ぎたらフタをするものだった。これはフィルムの感度がとてつもなく低かったためで、昼間でも数十秒の露光時間が必要だった。天体写真は、カメラブレを最小限にするために、この方法で行なっています。シャッターは大きく分けて2種類に分けられる。大判、中判カメラやレンズ付きフィルムに使われている「レンズシャッター」。これは、レンズの内部や前後にシャッター羽根が付いていて、この羽根の開閉によって露出時間を調整している。もう一つは、カメラのボディにある「フォーカルプレーンシャッター」で、一眼レフはこのタイプになる。理由は、「レンズシャッター」だとレンズにシャッターがあるので、レンズ交換時に別な遮光板が必要になってしまうので、非常に不便だからだ。

シャッターボタンを押してから、シャッターが開くまで

シャッターボタンを押すと、押した瞬間はまだファインダー像が見えるが、次にミラーが跳ね上がり、ファインダー像の下のほうが黒くなってくる。そして、ミラーが完全に跳ね上がり、前幕が開き始める。この時点でファインダー像は真っ暗で何も見えない。そして、フィルムに露光される。後幕が下り、ミラーが戻って撮影が終了する。この露光の時間は、全てシャッタースピードで変わってくる。

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