撮影の基本を知る①
高性能な一眼レフカメラを使っても、写真撮影の基本を知らなければ良い写真を撮ることはできません。そこで、ここでは基本となる”焦点距離”や“ピント”について説明していきます。その中で各種レンズの特性についても触れていくことになります。
カメラの原型を造ってみる
16世紀に流行したカメラの原型「カメラオブスキュラ(暗箱)」を、虫眼鏡と箱で簡単に作ることができます。原理は余分な光をカットして、虫眼鏡のレンズだけに光を通して壁に投写するだけ...
絞りについて
絞りとは、ようはカメラのレンズに入ってくる光を制限する機能です。光を絞ることによって何が変わるか?まず、被写体の映像が暗くなります。それと、ピントの合って見える範囲が変ります...
虫メガネとレンズ
カメラのレンズの基本は虫眼鏡です。そこで簡単な実験をします。右手にレンズを外した一眼レフを持ち、左手に虫眼鏡を持ちます。虫眼鏡の光軸を、一眼レフのミラーの中心にできるだけ...
レンズの種類について
一般に35mmフィルムカメラのレンズは、焦点距離によって大きく4つに分けられます。人の目で見た状態に近い「標準レンズ(50mm前後のもの)」、焦点距離が標準レンズよりも長い「望...
レンズと遠近感
画角が焦点距離によって変わるということは、遠近感も変ります。広角レンズでは、遠くのものがより小さく写り、遠近感が誇張されて、形が少し歪んでいるように写ります。望遠レンズは、...
テレコンバーターとは
焦点距離を伸ばすものとして「テレコンバーター」がある。これを手持ちの後方に付けることで、焦点距離が1.4倍ないし2倍になる。このレンズは、凹レンズで単独では使うことが出来ない不...
ピントの調節について
一眼レフカメラでは、フィルムに写る画像を直接ファインダーで覗いて、被写体がもっともシャープに見えるように、レンズの距離リングを調整する。これを自分の手で距離リングを調整する...
最短撮影距離とは
最短撮影距離とは、全てのレンズの基本性能で、ある程度被写体に近づくとピントの合わなくなる限界の距離のことを言います。被写体に近づいて撮影する場合は、接写用のマクロレン...