思い出に残る写真。そんな写真を一枚撮ってみませんか。

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虫メガネをレンズにしてみる

カメラのレンズの基本は虫眼鏡です。そこで簡単な実験をします。右手にレンズを外した一眼レフを持ち、左手に虫眼鏡を持ちます。虫眼鏡の光軸を、一眼レフのミラーの中心にできるだけ正しく合わせます。虫眼鏡を前後に動かしてみると、何処かでピントが合います。つまり「カメラオブスキュラ」の原理を行なっているわけで、ミラーと虫眼鏡の距離を徐々に遠ざけていけばいいのです。ピントの合う位置が見つけ出せたら、レンズのように光を遮る筒を用意し、先端に虫眼鏡を付けます。筒の材質は、光を通さない厚紙やプラスチックなどで作成します。この虫眼鏡レンズをカメラに取り付けられるように、ボディキャップに穴を開けて虫眼鏡を付けた筒と組み合わせて完成です。伸縮可能にすれば色々な距離に焦点を合わせることができます。また、様々な穴の大きさの輪を用意すれば、絞りもつけて明るさや被写体深度も変えることができます。

虫眼鏡のもうひとつの活用法

虫眼鏡を撮影レンズの前に軽く手で押させながらファインダーを覗いて見ると、驚くほどの接写ができるのだ。一般的な虫眼鏡の焦点距離は150~200mmなので、被写体から200mm以上近づいた撮影ができる。マクロレンズは効果ですが、虫眼鏡に似たクローズアップレンズというフィルターメーカーが出さいているものがありますが、そのレンズの代わりになります。AE機能もそのまま使えますし、レンズ駆動の邪魔にならなければAFも大丈夫。

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