思い出に残る写真。そんな写真を一枚撮ってみませんか。

HOME撮影の基本を知る① > ピントを学ぶ②

ピントを学ぶ②

最短撮影距離とは、全てのレンズの基本性能で、ある程度被写体に近づくとピントの合わなくなる限界の距離のことを言います。被写体に近づいて撮影する場合は、接写用のマクロレンズを使用するのが一般的で、普通のレンズよりも、より接近して撮影ができ、よい画質の写真を撮ることができます。しかし、一般的なレンズでもアクセサリーなどで工夫することで、実際性能よりも近づいて撮影することが可能になります。一番手軽な方法は、クローズアップレンズとい凸レンズをレンズ先端に取り付ける方法です。フィルター感覚で使用できて価格も手頃です。虫眼鏡で代用することも可能です。接写リングというレンズ後部とカメラ本体との間に装着するもので、レンズとカメラ本体の間に中空の筒を挟みこむことで、レンズの繰り出し量を増やし、接写を可能にするためのアクセサリーです。長さも色々あり、組み合わせて使用できます。

接写リングはF値が変わる?

撮影倍率とは、フィルム上の被写体の大きさを実際の大きさで割った値を言います。これをメートルとすると、実質的な絞り値は「1+m(メートル)」倍になります。つまり、大きな倍率で撮影すると、ファインダー内の像は暗くなり、絞り値も大きくなります。接写リングを使用した接写の場合は、必ずプラス側の補正が必要になります。これを「有効F値」と呼び、その補正幅を「露出倍数」といいます。

TO TOP