思い出に残る写真。そんな写真を一枚撮ってみませんか。

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焦点距離を知る②

画角が焦点距離によって変わるということは、遠近感も変ります。広角レンズでは、遠くのものがより小さく写り、遠近感が誇張されて、形が少し歪んでいるように写ります。望遠レンズは、近くも遠くもあまり変わらないように写り、遠近感があまり得られないが、形が歪まないで写すことができます。こうしたレンズでの違いをより効果的に使うには、広角は被写体に近寄って、望遠は遠くから写すといった、自分の足をつかって動いて撮影します。また、背景のボケ具合でも写真に見る遠近感の感じ方は変ります。背景が大きくボケてると背景をより遠くに感じます。写真で背景のボカ具合は、絞りの調整することで変化させます。ズームレンズは今では当たり前に持っていたりしますが、手元の操作ばかり一生懸命になってしまい、自分の足を使うことを忘れがち、ちょっと動くと新しい発見見つかります。

あると便利ミラーレンズ

ミラーレンズは天体望遠鏡にも使われる、反射式のレンズで焦点距離が500mmのものが一般的です。口径は大きいのですが、通常の500mmよりもレンズ本体が短くサイズが小型なのが特徴です。背景ボケに独特の特徴があり、被写体の背景に点光源があるとリング状のボケが現れます。背景によってはかなり目立ちますので、撮影時には背景ボケをしっかり確認しましょう。でも、うまく使うと現像的な写真に仕上がります。

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